退屈な街ヘルシンキで会ったサンタクロースのおじいさん

フィンランドの首都はヘルシンキです。フィンランドといえばムーミンやサンタクロースが有名ですが、ムーミン谷やサンタクロース村を観光するには首都から遠くへ行かないといけません。

では首都ヘルシンキは何が有名でしょうか?いくつかのキリスト教の教会がそれなりに観光名所になっていますが、教会ですから立派な建物というくらいで、それほど見ておもしろいものではありません。1日か2日市内をぶらつくならば治安もよさそうですから楽しいでしょうけれど、ヘルシンキは長期滞在するほど見所の多い街ではありません。

美術館や博物館や動物園など、世界中のどの街にでもある施設ならヘルシンキにもあります。けれどもそれ以外でしたら、大聖堂を見学するか海辺のマーケットを見に行くしかすることがありません。

白亜のヘルシンキ大聖堂は手前の階段を上るのが怖いくらい高いところにありますので、入り口からは気持ちのいい景色が見えます。教会内部も見学できますので、イスに座って祈りをささげてみるのもいいでしょう。

ヘルシンキで最も活気のある場所といえばフェリー乗り場の近くにあるマーケット広場です。いつも多くのお店でにぎわっています。食料品から衣類や日用品などさまざまなものが売られていますので、お店をのぞいていると時間があっという間に過ぎます。手作りの工芸品もありますので、ヘルシンキでお土産を買うならここがいいですよ。ただし値段はそれほど安くはありませんでしたが。

私はここでサンタクロースに会いました。ずんぐりした体と長いあごひげの老人でしたから、本物のサンタクロースですよね?そのおじいさんはトナカイの飾りか木彫りの人形を売っていたような記憶があります。

さすがにそのおじいさんに

「すみません。あなたはサンタクロースですか?」

とは聞けませんでしたが、その時は夏だったので彼も本職のプレゼント配りから解放されて、一般人のフリをしていたのだと思います。

サンタクロースは特別な人だと思っていましたが、彼と同じようなおじいさんはフィンランドでは大勢いるのかもしれません。フィンランドに行ったら道端でサンタクロースを探してみるのもいいかもしれませんね。